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日本語のスキル

皆さんは日本語の力を付けるとは、どんなことだと考えますか? 「漫画を読めるようになる」「日本人に自分の考えを言葉で伝える」「日本人とメールの交換が出来るようになる」などなど、人によって違うのではないでしょうか?

日本語を学習する目標の中でも特にメジャーな目標は「日本の大学に進学する」と「日本企業と取引できるビジネスマンになる」だと思います。 ではこの2つの目標を達成するために必要な日本語スキルとはどのようなスキルでしょう?

まずはビジネスを例にとって考えてみましょう。 ビジネスで日本語スキルがもっとも必要になるのは間違いなく「会議」です。 会議では、他の人の話を聞いて理解し、それに対して発言をしなくてはなりません。 さらに人の作った資料をその場で読んで理解しなくてはなりませんし、自分がパワーポイントなどで資料を作る必要もあります。 時にはプレゼンテーションもしなくてはなりませんし、議事録を取らなくてはならないかもしれませんね ここで必要なスキルは「読む」「書く」「話す」「聞く」の4つのスキルです。

次に大学について考えてみましょう。 大学では、講義の内容を理解する、自分が理解できなかったところを質問する、教科書の内容を理解する、テストで自分の答えを記述する、そしてみんなの前でプレゼンテーションをする必要がありますね。 ここでも必要なスキルは「読む」「書く」「話す」「聞く」の4つのスキルとなります。

つまり日本語の勉強をするとは、「読む」「書く」「話す」「聞く」の4つの日本語スキルを付けることを意味します。 日本語を学校で学習する時にはこれらが、具体的にテスト・テキストに入っていることが大切です。

それ以外に、パソコンに関するカリキュラムとグループワークが組み込まれていれば完璧でしょう。 というのも、今の時代はメールやワードで人に情報を伝えなくてはなりませんし、仕事にしても大学の研究にしても人と一緒にグループワークをする機会が多いからです。