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日本語学校

日本語学校を選ぶに当たってどのような点がポイントになるのでしょうか? この章では僕がカナダで留学していた時の学校の選び方をベースとして、日本の語学学校を選ぶときのポイントをまとめてみます。

はっきり言ってかなり役に立つ情報ですから絶対に目を通して下さいね。

また、本HPでは日本語の学習を進めています。 そちらも是非目を通してみて下さい。

日本語のススメ
日本語を勉強するのが面倒....確かに語学の勉強は大変ですね。 でも、日本語を勉強すると日本の生活がより楽しくなりますよ。

日本語スキル

皆さんは日本語の力を付けるとは、どんなことだと考えますか? 「漫画を読めるようになる」「日本人に自分の考えを言葉で伝える」「日本人とメールの交換が出来るようになる」などなど、人によってばらつきはあると思います。

色々とある目標の中でもメジャーな目標は「日本の大学に進学する」と「日本企業と取引できるビジネスマンになる」だと思います。 ではこの2つの目標を達成するために必要な日本語スキルとはどのようなスキルでしょうか?

まずはビジネスを例にとって考えてみましょう。 ビジネスで日本語スキルがもっとも必要になるのは間違いなく「会議」です。 会議では、他の人の話を聞いて理解し、それに対して発言をしなくてはなりません。 さらに人の作った資料をその場で読んで理解しなくてはなりませんし、自分がパワーポイントなどで資料を作る必要もあります。 時にはプレゼンテーションもしなくてはなりませんし、議事録を取らなくてはならないかもしれませんね ここで必要なスキルは「読む」「書く」「話す」「聞く」の4つのスキルです。

次に大学について考えてみましょう。 大学では、講義の内容を理解する、自分が理解できなかったところを質問する、教科書の内容を理解する、テストで自分の答えを記述する、そしてみんなの前でプレゼンテーションをする必要がありますね。 ここでも必要なスキルは「読む」「書く」「話す」「聞く」の4つのスキルとなります。

つまり日本語の勉強をするとは、「読む」「書く」「話す」「聞く」の4つの日本語スキルを付けることを意味します。 これらが、具体的にテスト・テキストに入っていることが大切です。

それ以外に、パソコンに関するカリキュラムとグループワークが組み込まれていれば完璧でしょう。 というのも、今の時代はメールやワードで人に情報を伝えなくてはなりませんし、仕事にしても大学の研究にしても人と一緒にグループワークをする機会が多いからです。

環境

学校の環境として考えなくてはならないのは「多国籍」と「」、「コンピュータ」でしょう。 ここでは、これらの環境についてまとめてみます。

多国籍

まず、多国籍についてです。 せっかく自分の国を離れて他の国に来ているのですから、是非とも色々な国の友達を作りたいところですよね。 他の国の友達と一緒に料理を持ち寄ってパーティを開いたりするのは、かなり楽しいですよ。 そのためにも、学校に色々なバックグラウンドを持つ生徒がいるのが望ましいです。 同じ国籍の生徒が多いと学校の中で日本語をしゃべらず、その国の言葉でしゃべったりするグループが出来やすくなりますからね。 逆に言えば、いろんなバックグラウンドの生徒がたくさんいた方がグループが出来にくく、クラス全体の仲が良くなるのではないでしょうか?

日本滞在時の友人について
学校では、他国の人と友人になるチャンスです。 できるだけ色々なバックグラウンドを持つ人と友達になって価値観を広げましょう。

寮・ホームステイ

次、実際に生活する環境についてです。 学校によっては学生寮が併設されている学校もありますし、ホームステイを斡旋してくれる学校もあります。 学校が斡旋してくれない場合には、自力で家を何とかなしなくてはならないので大変です。 個人的には、ホームステイは日本人と一緒に生活できるので日本語を話す機会が増えますから日本語を勉強する上ではお勧めです。 また、日本人の生活を体験できることも良い経験になるでしょう。

最初の宿泊先
参考までに来日時の宿泊先を見てみてはいかがでしょう? 幾つかの選択肢はありますよ。 もちろん学校が斡旋してくれるのであればその方が良いに決まっていますが。

コンピュータ

そして忘れていけないのが「コンピュータ」を利用した授業が存在しているかどうかでしょうね。 最近はビジネスにしても、大学のレポート作成にしてもパソコンを利用してドキュメンテーションを作成するのは当たり前です。 実際に10年ほど前僕が大学にいた頃ですらパソコンでレポート作成をしていましたし、日本で仕事をするにしてもワード・エクセルは最低限のスキルでしょう。 ですから、学校内にコンピュータがあること、そしてそれを利用してドキュメントの作成などをカリキュラムに組み込んでいるかも大切なポイントになります。

パソコン
学校のカリキュラムがコンピュータを利用したものであれば、もちろん宿題にはパソコンが必要になることでしょう。 忘れずに自国から持って行こう。

卒業後の進路

学校を卒業した後、卒業生がどうしているのかを知ることも大切なことでしょう。 そのためには、実際に卒業した卒業生がどのような学校・会社に進んだのかを聞いてみるのも良いと思います。 

自分の目標が就職であればどのような会社に就職したのか、逆に目標が進学であればどの学校に入学したのかを聞いて、自分の進もうとする進路と近い学校を選ぶのも良いのではないでしょうか?

アクティビティ

学校によってはアクティビティにも力を入れています。 アクティビティは学校の仲間と仲良くなるチャンスでもあり、イベントを楽しむチャンスでもあります。

せっかく日本の学校でアクティビティに参加するのですから、その内容が日本文化と関係する方が理想的でしょう。 日本にも季節毎のイベントがあったりしますし、茶道華道着付けのようのな日本文化に触れるためのアクティビティを提供している学校もあります。 アクティビティの内容も学校を決めるポイントに組み込んでみても良いかもしれませんね。