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部屋の種類

次に日本の部屋について書いてみます。 日本の部屋には日本風の「和室」と欧米風の「洋室」の2種類あります。 もちろん「和室」の方がより日本らしい生活を体験することが出来ますが、皆さんの場合はおそらく「洋室」の方が生活しやすいのではないでしょうか? なぜ洋室の方が生活しやすいのかというと、床がフローリングやカーペットなのでベッドで眠ることが出来るからです。

手引き真わたふとん【市松小帽子】 逆に、和室の場合には床はい草という植物を編んで作られた「畳」が敷き詰められています。 畳の上にいすやベッドを置くと表面が痛みやすいことから、一般的には畳の上に「布団」を直に敷いて眠るのでベッドはめったに利用されません。

玄関

日本人は家の中では靴を脱いで生活をします。 僕がカナダで生活をしていたときには、カナダ人・アメリカ人の友人は家の中で靴を脱いで生活していましたが、ヨーロッパから留学して来ていた友人は家の中で靴を脱ぐ習慣がないように感じられました。 皆さんの習慣はどうでしょう? 日本では屋内を素足で歩いても問題ないようにきれいに掃除されているはずなので、足の裏が汚くなることはありません。

天然木下駄箱 3枚扉◇臭いがこもらない人気のルーバー扉 シューズボックス(6654)そのような屋内で靴を履かない日本の習慣から、日本の家では「玄関」と呼ばれる靴を脱ぐための構造が入り口に作られています。 この玄関には下駄箱と呼ばれる家族の靴をしまうための家具があります。 ですから、皆さんが客として友達の家に遊びに行った場合には下駄箱が使えませんから、玄関に靴を並べておきましょう。

自転車置き場

日本では、通学・通勤のために電車を利用する人がたくさんいます。 しかし、駅まで距離がある場合には、自転車や車で駅まで行く人がたくさんいますから、一般的に集合住宅には無料の自転車置き場が備え付けられているのが普通ですが、東京のような大きな都市では有料の場合があります。 入居時に確認してみて下さい。

駐車場

日本では路上に駐車することは違法となるため、自分の家や家の近くに駐車場が無ければ軽自動車以外の車を持つことが出来ません。 ですから、日本の家は普通は駐車場を持っています。 逆にもしも家に駐車場が無い場合には、たいてい家から歩いて行ける範囲内に集合駐車場があって、そこを利用しているはずです。

トイレ

日本では2種類の便器が利用されています。 1つは「和式」と呼ばれるもので昔から日本で利用されている便器の形で、もう一つは欧米と同じ「洋式」です。

洋式の使い方はおそらく皆さんも御存知のことでしょう。 サイズは欧米のものよりも日本人の体格に合わせて少し小さめに作られています。 ただ、日本の洋式便器には「ウォシュレット」と呼ばれる用を足した後で洗うための小さなシャワーが付いている便器があります。 これは僕がカナダに滞在している間には見かけることがありませんでしたから、おそらく欧米には存在しないのではないでしょうか? 日本では見かける機会があると思いますから、是非とも見つけたらチャレンジしてみて下さい。 慣れるとやみつきになりますよ。 多分。

汲み取りトイレの消臭剤☆バイオパウダー☆微生物の力で悪臭とウジ・ハエの発生を防止!そして、もう一つの便器「和式」についてまとめましょう。 和式は洋式と違って腰をかけることが出来ず、しゃがんで用を足すように作られています。 利点は便座に触れることなく用を足せるので、意外と日本に訪れた海外の人に人気があったりします。 参考までにこちらの和式にはウォシュレットは付いていません。