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日本の四季は、沖縄の様に常夏の地域を除いて変化に富み、訪れた人の心を奪います。 春の桜、夏の若葉、秋の紅葉、冬の雪…どの季節でも皆さんはきっと日本の自然を楽しむことができることでしょう。 この章では日本の四季の魅力を「自然」と「イベント」についてまとめてみます。
日本の春は立春(2月4日頃)から立夏(5月6日頃)までと言われますが、実際の習慣に合わせると3・4・5月でしょうか。 春は元来農業国家であった日本にとって、長い冬が明け、新しい一年の始まりの季節です。 また4月から日本では学校に入学し、学校を卒業した学生が働き始めます。
田んぼでは、水を入れ田植えが始まります。 田植えが終わったばかりの田んぼにはオタマジャクシが泳いだりするのも春ならではですね。
日本の春は梅の花の開花と鶯のさえずりによって始まります。 この鶯は古来よりさえずりの美しさから日本人に愛されてきました。 この春の始まりに皆さんが山に登る機会があればきっとそのさえずりを聴くことができることでしょう。
梅の花の次に春を告げるのは桜です。 4月の入学式の時期に満開に咲いている桜は、見ているだけで新しい何かが始まる感じがします。 是非とも春のメインイベント「花見」はしておいて下さい。
日本の夏は一般的には6月から8月までを指します。 日本の夏は蒸し暑く蚊がいるため過ごしにくく感じるかもしれませんが、その一方で夏休みがあり「七夕」「花火」や「お盆」と楽しいイベントは目白押しです。
夏の田んぼには、大きく成長した稲の姿を見ることができます。 風になびく稲は独特の美しさがあります。
春に芽吹いた山の木々が、初夏にはその新緑で山を彩ります。 その新緑も夏の盛りに向けて深くなっていきます。
もしも皆さんが初夏に山に遊びに行く機会があれば、是非暗くなるまで山にいてみて下さい。 運が良ければ「蛍」を見ることができますよ。
また、日本台風の被害を受けるのもこの季節ですから、旅行のプランを立てる時には台風の情報をチェックしましょう。
日本の秋、それは日本の習慣では9月から11月までの3ヶ月間を指し、農作物の収穫の季節であり、紅葉で山が染まる季節です。
収穫の季節ですから、茸や果物、そして魚等々色々な秋の味覚を楽しむことができます。 また、季候も生活しやすくなりますから運動、勉強など物事がはかどる季節と言われています。
この時期の田んぼでは黄金色に実った稲を見ることができますから、刈り取られてしまう前に一度見てみて下さい。
やはり秋と言えば、もちろん紅葉が一番見応えがあるでしょう。 それに加えて、実は「秋の名月」と言われて月も見頃です。 月の夜空に、更に虫の音が入ればさらに風流というものです。
秋の紅葉の時期には、各地で夜の紅葉をライトアップしています。 ライトアップされた紅葉の美しさは言葉になりません。 一度は鑑賞してみたいものですね。
紅葉狩りとは、山野に紅葉を訪ねて鑑賞することです。 もちろん山奥まで紅葉を見に行けば、雄大な紅葉を楽しむことができますが、個人できにお勧めしてみたいのは大きなお城やお寺にライトアップされた紅葉を見に行くというもの。 これは山の雄大な紅葉とは異なり、計算された美の演出を楽しむことができます。日本の冬は12月・1月・2月を指し、この季節には一部を除く日本各地で雪が降り、山岳部でスキーを始めウィンタースポーツが楽しめるようになります。 また、日本酒や魚が美味しい季節となりますから、色々な冬ならではの日本食に挑戦するチャンスでもあります。
田んぼでは、既に秋に稲が全て刈り取られてしまっていますから、地面が雪に覆われて雪の草原となっているはずです。
日本の冬は雪が降る直前までは木々に葉が無いためか、どこか物寂しく見えるものです。 しかし、雪が降ると風景は一変し、積もった雪で建物や景色が美しく変わります。 もしも本当に日本の冬を楽しみたいのであれば、雪の山にある小さな村に立ち寄ってみてはいかがでしょうか? 雪が降り積もる音が聞こえるような静寂の中、他国にはない趣を楽しむことができます。
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